松原動物病院 松原動物病院

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腫瘍科について

腫瘍科は腫瘍の診断・治療に特化した診療科です。当施設では2015年に腫瘍科を設立した当初より獣医腫瘍科認定医を持つ獣医師が複数名おり、「愛犬や愛猫の病態やご家族のご希望にあわせ、科学的根拠(エビデンス)にもとづく最適な治療をおこなう」をモットーに同じ志を持って構成されたチームが一丸となって日々、治療に取り組んでいます。
“がん“は腫瘍の種類も豊富ですが、同じ腫瘍でも患者さん個々で進行の程度や病態は異なりますので、適切な検査・鑑別を実施し、一頭一頭に合った治療計画を提案するように努めています。がんの治療は外科治療・化学療法・放射線療法・カテーテル治療(IVR)・免疫療法等をうまく組み合わせた集学的な治療が必要な場合も多く、ひとりではなく腫瘍科チームとして連携をとることで幅広く標準的な治療から難易度の高い治療まで対応しています。

腫瘍外科

当施設では特に力を入れている分野です。手術手技向上への努力を怠らず、常に探究心をもって日々鍛錬し、豊富な経験と知識に基づき最善の外科治療を提供できる体制を整えています。もちろん手術がその愛犬・愛猫にとってあまり利益がないと判断し、あえて手術を実施しないこともありますが、他施設で「手術できない」と判断された場合でも当院で手術が可能なこともありますので、諦めずに一度ご相談下さい。

腫瘍内科

主に化学療法と放射線療法をおこないます。ときに、カテーテル治療(IVR)をおこなうこともあります。患者さんの病態やオーナー様のご希望に合わせ、最適な治療プロトコールを提案し、副作用に適切に対処することで最大限の治療効果を引き出すことを目標に診療にあたっています。また、腫瘍科には特別にトレーニングを受けた腫瘍科看護師も在籍していますので、獣医師・看護師がそれぞれの立場から副作用・合併症に対する支持療法のあり方をわかりやすく説明し、安心して化学療法を継続していただけるように努めています。治療による副作用や困りごとについて相談や支援も行っています。

他科との連携

高齢の動物は、腫瘍だけでなく、内分泌性疾患、腎臓疾患、心臓疾患など様々な基礎疾患を併発していることがあります。当施設には腫瘍科だけではなく、その他にも専門性の高い専科がありますので、腫瘍以外の基礎疾患に対しても連携を取り合い適切な診療をしています。

担当医

当院には現在、小山田、中川、井上、齋藤、奥の5名の腫瘍科認定医が所属しています。
担当医の出勤日については、出勤表をご覧ください。

腫瘍科認定医プロフィール

受診のご注意

受診の方法

まずはお電話でご一報ください。

当院を受診されるご家族様へ

「当院を受診されるご家族様へ」のページをご覧ください。

当院をご紹介される先生方へ

「当院をご紹介いただく先生方へ」のページをご覧ください。

主な腫瘍疾患