松原動物病院 松原動物病院

乾性角結膜炎

乾性角結膜炎(KCS,ドライアイ)

様々な原因で涙腺及および第三眼瞼腺(瞬膜腺)からの涙液産生が低下し、涙液の欠乏によって生じる角膜や結膜の進行性の炎症疾患です。
好発犬種としてキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、イングリッシュ・ブルドック、ラサ・アプソ、シー・ズー、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、パグ、アメリカン・コッカ―・スパニエル、ペキニーズ、ボストン・テリア、ミニチュア・シュナウザー、サモエドがいわれています。
症状は様々ですが、急性期には眼のしょぼつきや角膜障害が起きたり、慢性化すると角膜に色素が沈着したり混濁したりすることがあります。角膜が混濁すると視覚障害が出る可能性がありますので、早期に治療の介入することが望ましいです。
治療は原因に合わせた治療を実施します。

眼科疾患一覧